「2人きりの世界を願ったら。 ―Remember second―」のレビュー※ネタバレなし
《ゲーム紹介》
今回は「2人きりの世界を願ったら。 ―Remember second―」をご紹介します。
本作は、アトリエさくらTeam.NTRから2018年の3月30日に発売されたロープライス作品です。
あまり詳しくはないのですが、抜きゲーメーカーってことでいいのかな?と思います。Team.NTRがあるなら他のTeamもあるのかもしれませんが、ほんとに私は詳しくないので、逆に知ってる方がいたら教えてください(爆)
この作品は抜きに使えるかというと、使えなくはないと思いますが、おそらく真骨頂は泣けるシナリオだということでしょう。
Twitterにおいて、とある方がメーカーの使い魔かな?という勢いで布教活動しており、私もその布教活動の餌食となったのが本作を知った経緯です。
で、嗚咽するほど泣きました。びっくりした。
余談ですが、発売日の3月30日は私の誕生日と一緒だったりする。
《制作スタッフ紹介》
クリエイターの情報
原画 | かん奈(岩本幸子、如月かん奈) |
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シナリオ | おんぼろ月 |
声優 | 姫乃木つばさ(心音) |
※ErogameScape-批評空間-様より抜粋
《評価と点数》
《感想》
さて、これは本当に短い作品です。
若干速読気味の私が、エロシーンはスキップ気味でプレイした結果2時間弱で終わりました。
その短い時間において上手に話がまとまっていたんじゃないかな、と思います。
正直に言って、絵はイマイチでした。
主題歌はありません。
BGMも印象に残ったのはなかったです。
ただひとつ、物語のテーマ性というか余計なことをせず、直球ど真ん中で泣かせに来たストーリーに私はハマりました。
この展開だって、ある意味どこかで既視感があるような話ですし、新鮮味はないかもしれません。
ましてや全力で泣きに特化している話なので、それがイマイチと感じてしまえばこの作品を褒めるところは少ないかもしれません。
でも、それでいいんじゃないかと。
元々ロープライスの作品でもあって、登場人物も少なくて、プレイ時間も短い。
そんな限られた状態であれば、奇をてらった変化球を投げるより、豪速球を投げちまう方が気持ちいいじゃないですか。
それが私には気持ち良かったんですよ。
見えた泣きの展開でも、それでいいんですよ。
深夜にプレイして、嗚咽するほど泣きました。
いい歳こいてこんな泣くか!?ってくらい泣いちゃった。
2時間弱で終わったので、プレイ後の心境は、良い感じの映画とか見て泣いてスッキリした感覚に近しいものを覚えました。
とはいえ、これはあくまで私の場合です。
正直、刺さらない人には刺さらないと思います。
刺さらなかったとしても、こういうの好きな人は好きだよねって思える作品だとは思いますので、みなさんもどうぞお手に取ってみてください。